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(続々々)宇宙って?・・・宇宙の大きさ(構造)

 私たちの住んでる地球は、太陽系という小宇宙に存在しているのは知ってますよね。この太陽系という小さな宇宙は、太陽という恒星(自分で光り輝く燃えている星)を中心にして、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星という9つの惑星(恒星の周りを周回する自分では光らない冷えた星)で構成されています。勿論、それぞれの惑星には、その周りを回っている月の様な衛星を何個か持っていることもご存知でしょ?宇宙の大きさを考える時には、この太陽系のような(一つの恒星とそれを取り囲んで回っている惑星の集団)小宇宙を最小単位として考えなければならないんです。勿論、宇宙にある恒星がみんな太陽みたいに惑星を従えているとは限りませんが、もっと多くの惑星を従えているものもあります。色々です。
この小宇宙の大きさを先ず最初に考えてみましょう。太陽系では、太陽と地球との距離を1とすると、一番外側の冥王星と太陽との距離はその40倍ほど離れていて、その距離は60億キロメートルほどだそうです。光りの速さ(光りは1秒間にナント30万キロメートルも走るんですよ!)で走っても5.5時間ほど掛かる距離です。そう言われても良く分らないでしょうが、太陽系という小宇宙だけでもとてつもなく広いということだけは何となく分って貰らえたのではないでしょうか?

これを最初に説明した砂粒の1個だと考えてください。(何だって?太陽系が砂粒1個分?そんじゃ・・地球は何処に行ったんだよって?あははは・・その砂粒の中の何処かにある筈ですがねぇ・・)そして、その砂粒が2000億粒ほど集まっているのが私たちの太陽系が属している銀河系宇宙と呼ばれるもうワンランク上の小宇宙なのです。

分りましたか?そうなんです。太陽以外の恒星が全て太陽と同じ数だけ惑星を従えている訳じゃないけど、それと良く似た恒星(太陽みたいな星)が銀河系宇宙の中に2000億粒もあるんですよ。しかも、太陽に一番近い恒星(ブロキシマ)って星は、太陽の直径の3000万倍も離れた距離にあるって言うんですから、銀河系宇宙の大きさが分るってもんです。

・・・ってことで、この続きはまた明日^^w

                                              By 純一郎
by m_tanijyun | 2003-10-23 23:05
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