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(続々々々)宇宙って?・・・宇宙の大きさ(構造)

 しかし、宇宙の大きさはそんなものでは終わらないのです。その銀河系宇宙っていうのを太陽系よりワンランク上の小宇宙って言ったでしょ?そうなんです。大宇宙と呼ばれる本当の宇宙から見れば、銀河系宇宙自体が砂粒のように小さな塊の宇宙に過ぎないんです。そして、これまた気の遠くなるような話ですが、大宇宙の中には、このような銀河系宇宙のような銀河と呼ばれる砂粒が更に1000億個ほども存在しているのだそうです。

先ほどの砂粒の話に戻ってもう一度イメージして見ましょう。小さな砂粒の一つを太陽系という宇宙空間と考えた時、10リットルのバケツ一杯に詰まった砂粒を、一粒づつ十分な距離を持ってバケツ2000杯分ばら撒いた広場が銀河系という訳なんです。そして、その銀河系という広い空間を先ほどと同じ小さな砂粒と見なして考えて、これまた同じように10リットルのバケツ一杯の銀河の砂粒を、やはり同じように一粒づつ十分な距離を持って1000杯分ばら撒いた広さの空間が大宇宙という訳です。如何ですか?想像がつきましたか?

あははは、私は学者でも専門家でもありませんし、学説にも色々ありますので、ここに挙げた数値にはあまり拘らないで下さい。ただ漠然と風船のように膨らんだただ大きな空間のようなイメージだった宇宙について、少しは具体的なイメージが出来ましたでしょうか?宇宙って何て大きいんだ・・とか、地球って星は宇宙の中では何てちっぽけな存在なんだ思いましたでしょうか?

それにしても、この世界は、素粒子が集まって原子が出来ていて、その原子が集まって物質が出来ていて、その物質が集まって星が出来ていて、星が集まって小宇宙が出来ていて、小宇宙が集まって更に大きな宇宙が、そしてまた更に大きな宇宙へと・・無限に小さな世界から無限に大きな世界まで全てが「入れ子」のような構造になっているってことにも驚かされますね。つまり、この世に存在する全てのものが、宇宙全体の構造のように、幾つかの決まった構成要素の集合体であって、それがまたもっと大きなものの構成要素の一つになっているということの繰り返しで出来ているってことです。よく考えるとそのこと自体も不思議でしょ?

次はどんなお話をしようかな?お楽しみに

                                            By 純一郎
by m_tanijyun | 2003-10-24 23:08
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