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(続々)四次元って?

 さて、何処まで話しましたっけ?下書き無しの独り言なので、突然話が飛躍したり、繰り返しがあるかも知れませんが、そこのところはお許しください

 前回の続きですが、「ある次元の空間(たとえば直線)」は、「その下の次元の空間(たとえば点)」の移動した「軌跡」であることは既にお話しました。
 「直線」を、その直線と直角の方向に移動した軌跡は「平面」となりますし、その「平面」をまた、その平面とは垂直な方向に移動させれば、その軌跡は「立体」となると言う関係はお分かり頂けましたよね?

 これを逆に考えてみますと、「零次元の空間(点)」はその上の「一次元の空間(直線)」の「切り口」であるとも言えます。 どうです?面白いと思いませんか?
 確かに、「立体」の切り口は「平面」ですし、「平面」の切り口は「直線」で、「直線」の切り口は「点」ですよね?
 ・・・ってことは、もし僕らの周りに四次元空間が広がっているとすると、今、僕らが見ているこの三次元空間は、実は四次元空間の「切り口」だってことかも知れませんね?

 しかし、それにしても四次元空間が広がっていると言う「四次元方向」と言うのが、どうしてもイメージ出来ません。勿論これは、この世(三次元)に無い方向ですから、イメージできなくて当然なのですが、これについても、もう少し考えてみましょう。

 そのために、もう一度「三次元以下の空間」について観察を続けましょう。ある次元より一次元上の空間は、一体どのような方向に広がっているのでしょう。

 まず、「零次元」である「点空間」の直ぐ隣には、「一次元空間」が広がっているってことはイメージできますよね?・・何しろ、この「零次元」である「点」が、どちらかの方向に動き出せば、その軌跡は「直線」となり、その「直線」こそが「一次元空間」そのものである訳ですから、「零次元空間」と「一次元空間」は、何時でも何処でも「直ぐ隣にあって接している」はずです。

 この関係は「他の次元」についても普遍的(共通の)関係ですから、「四次元空間」だって、「三次元空間」の直ぐ隣に接している筈なのです。ただ見えないだけなんです。 ええーっ!見えないの?・・・ですか?そ・そうなんです。見えない・・というか、「その存在を認識出来ない」って言った方が良いのかも知れません。

 四次元空間、それは「三次元空間の直ぐ隣に接していて、しかも三次元の世界に住む人からは全く認識する事が出来ない、別の空間である。」と言う訳です。・・・分りますでしょうか?いずれにせよ、そこんとこが「四次元空間」を理解する上で、結構重要なポイントなんです。

 ・・・・ってことで、この続きはまた・・・・。
                                         By 純一郎
by m_tanijyun | 2004-10-15 16:25
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