磁性を示す液体?

 お久しぶりで~~す♪なんとなんと、前回投稿から早くも1ヶ月が過ぎようとしていますねぇ~。あははは。

 ま、どうせ独り言ですし、気まぐれは今に始まった事ではありませんが、あまり間を空けても、独り言を呟く気力も無くなったのかと思われそうなので、とりあえずちょこっと呟いて見ることに・・・・・。あははは。

 さてさて、新聞を開いても天災・人災の話から、凶悪犯罪や事件の話ばかりですし、政治情勢はと言えば、これもまた日本だけでなく、世界中が何時爆発するか分らない難問を抱え続け、まったくスッキリしない世の中です。
 
 こんな時は、やはり未来に夢を開く科学的新展開の話がいいのかも。あははは。
 
 閑話休題:先月初めの読売新聞(2004/11/9)に「常温で磁石に吸い付く液体の化合物を、東京大学理学部の浜口宏夫教授(物理化学)が世界で初めて発見した。」と報じられました。 

 え?そんなことがなんの役に立つんだ・・・ですか?

 もちろんこれは、これまでに無い物性を持った液体ですから、その実際の応用分野はこれからの研究に待つしかありませんが、今考えられているのは医学分野での治療技術への応用です。 例えば抗がん剤のように正常細胞への副作用の大きな薬を、このような液体と結び付け磁石の力で集中的に患部に集めることが出来れば、非常に有効な治療法となると期待されています。

 ここで「常温で磁石に吸い付く液体の化合物」という言葉にご注目!あははは。それがどうした・・・・ですか?

 そうなんです。常温でなければ、これまでにもこのような性質を持つ液体が知られていたんです。それはマイナス183度以下の極低温でないと、液体にならない液体酸素なんです。これでは実用上に応用は不可能でしたが、今回の発見は、その化合物の作り方もきわめて単純で、人間が住む環境で使用できることから実用性も応用範囲も大変広く、今後大きな注目を集めそうです。

 話のついでですから、「極低温の世界」について少しお話しましょう。何度も言いますが、私は科学の専門家でもありませんし、ここはただの独り言の部屋ですので、詳細は別にして概略をお話することにしましょう。

 ご存知のように、温度は水の凍る温度を零度(0℃)としていますが、それ以下のマイナスの温度は-273度までしかなく、これを絶対零度(0K)と言います。この絶対零度に限りなく近い温度の世界を「極低温の世界」と言いますが、これがまた不思議な世界なのです。
 液体が魔法のようにコップの壁をはい上がり、こぼれだす。細いガラス管に光を当てるだけで中の液体が泉のように噴き出す。金属のリングの中では、電気が抵抗を受けることなく、いつまでも流れ続ける。極低温の世界は驚異に満ちているんです。
 こうした不思議な現象は超流動、超伝導(工学では超電導と書くことが多い)と呼ばれ、これらは普通の温度では熱運動のために隠されていた物質の量子的性質が、マクロなスケールで表れたものとされています。(ちょっと難解かな?)

 もし超伝導が常温で実現すれば発電所からの送電ロスはゼロとなり、発電所の数を半分に減らすことも可能となります。また、超伝導体に磁 石を近づけるとMeissner効果のために磁石は強い斥力 を受け、浮き磁石の状態が実現しますのでこれがリニアモー ターカーなどに応用されていますが、これが常温で実現すればこの交通システムは飛躍的に普及することでしょう。
 現在まだ常温での超伝導実現までには至っていませんが、1986年の銅酸化物の出現により、これまで「夢のまた夢」だった話が、「夢」くらいまでには一歩現実に近づいたと言っても良いかもしれません。今盛んに研究が進められています。
 
 まだまだこれ以外にも、ユビキタス社会の到来に不可欠なIT関連技術やナノテクノロジーを駆使した研究も進んでいますし、青色発光ダイオードやフィルム発光技術の実用化も応用分野を確実に広げつつありますし、近未来の生活を画期的に変えるものが続々と出現しています。 その点は実に頼もしい

 1997年10月に発売された「Scientific America」のコラムニストであるジョン・ホーガンが書いた 「科学の終焉」という著書には、現代の科学の第一線の科学者との対談を数多く手がけた筆者が、彼一流の皮肉も込めた様々な見解を述べています。その中で彼は、科学の研究分野を地球探訪に見立て、今や地球上に新たに探訪すべき前人未踏の秘境が存在し得ないが如く、科学の分野にもそのような未開の研究分野は最早存在していないのではないか?といった問題提起をしています。確かに科学万能への過信や妄信或いは幻想が、現代社会に様々な弊害をもたらしている事も一方の事実です。特に学者と言われる人種が、およそ無意味で無益な研究に、天文学的費用を湯水のように費やし、無用の長物のような研究施設を建設しまくることの是非は、問われるべきかも知れません。そういった視点からの彼の問題提起はなかなか面白いので、興味のある方は是非ご一読ください。

 まあ、科学の研究分野に未だ前人未踏の新分野が残されてるか否かは別として、これまで人類が得た様々な研究成果が今世紀に入り着実に実を結び、様々な応用技術が花開き、これからもなお、細分化されたり融合化したりしながら、応用分野については無限に拡大して行く期待だけは持てるのではないでしょうか?あははは。

                                        By 純一郎
                                                                                             
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by m_tanijyun | 2004-12-10 17:01
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