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話の次元って?

「話の次元が違う」などと言う表現を聞いた事があるでしょ?

 そう言えばSFの世界じゃ四次元とか言う言葉もよく耳にしますよね?

 「次元」ねぇ~~・・・・・・・・。うんうん!確かに聞いた事もあるし、何となく使ってるけど、それを何か?って聞かれると・・・う~~ん・・・というような言葉って他にも結構ありますよね?

 「次元」を辞書などで調べてみる限り、どうやらこの言葉は、元々は物理学や数学の世界で使われる言葉として定義されたようですね。・・・え?違いますか?

 まあ、それはともかく話しを進めましょう。

 物理学や数学の世界では、理論上で図形や物体を取り扱うのに、その位置や大きさ、広がりを示す必要があります。そこで考え出された「どの方向にどのくらいといった広がり具合を示す概念」を、この世界ではどうやら「次元」と言っているようです。
 
 学問上の定義を噛み砕いて言いますと、このときに、私達が観測し得る広がり具合には、基本的に三種類の異なった空間が想定出来るというのです。
 それらは先ず、一本の直線状の広がりを持つ空間で、これを一次元空間〈直線空間)と言うそうです。そして次に、この一次元空間と直角に交わる別のもう一本の直線との間に広がる空間(平面空間)を二次元空間と定義しています。
 もうお分かりでしょ?そうなると三次元空間は、簡単ですよね?うんうん。先ほどの二次元空間(平面)と直角に交わる別のもう一本の直線との間に広がる空間(立体空間)が三次元空間と言うことになります。

分ったような、分らないような・・・ですか?あははは。

 空間に関する「次元」の話は次回に譲るとして、「話の次元に」に使われる「次元」とは、この物理数学的定義から転じて、一般には「世界。性質。立場。」を指していう言葉になったと思われます。
 
ん? 眠くなった? じゃ、この続きは、また えへへへ。
                   
                                            By 純一郎
by m_tanijyun | 2004-09-10 15:13
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